The Viridi-anne 立ち上げ
シーズンで30型程度のコレクションでスタートした。
神宮前に旗艦店をOPEN
パリにてコレクションを発表
MISSIONARY / MERCENARY
宣教師と傭兵
宣教師と傭兵という相反する立場の人間をテーマに光と陰、柔(正装)と堅(甲冑)を表現。
ハンガーで作った十字架とキャンドルを配置した空間にモデルを立たせたプレゼンテーション。
WHAT REMAINS
何が残るのか
フォトグラファーSALLY MANNの同タイトル写真インスパイアされたコレクション。
長年放置され経年変化したような素材や朽ちた雰囲気の素材を駆使した。
うす暗い部屋にモデルを死体のように横たえて配置し、来場者が歩いてモデルを観覧するプレゼンテーション。
AGAINST NATURE
自然に反して
服を作るという上での固定概念や一般的とされている構造に反する物でありながらミニマルなアイテムを作ったコレクション。
モデルをケースに閉じ込め人間のサンプルのように並べて見せたインスタレーション。
BREATH
呼吸
生物体のように全体を構成している各部分がお互いに密接な統一と関連を持ち、それぞれが機能していくようデザインした。
視覚(目で見えるデザイン)よりも、触覚(肌触り、着心地)という面からデザインを構築していき、
視覚的デザインは、触覚を錯覚させるような効果を持つように使用した。
アーティストSHIMURABROSとのコラボレーションした映像インスタレーション。
ハイスピードカメラで様々な動きをするモデルを撮影し、特殊なパネルにスローで再生する事で有機的に動く衣服の動きを見せた。
南青山に旗艦店を移転
CHRYSALIS
蛹
昆虫が幼虫から成虫になる過程の中で、「蛹」は殻に閉じこもり人目に触れぬよう静かに佇んでいるが
その殻の中ではダイナミックな変態が行われている様子からインスピレーションを得たコレクション。
衣服も内部では、それを作り出す為の様々な工夫や変化があり、それが表地という膜に覆われてい事を蛹と捉えた。
地下室に蛹をイメージした光るオブジェに作品を着せて配置したインスタレーション。
中からの光で衣服の構造が透けたオブジェを木陰に佇む蛹のように吊るした。
SYMBIOSIS
共生
異なるアイテムの要素やディテールを一つのアイテムの中に違和感なく同居させ、新たな形を製作したコレクション。
素材においても異なる糸の組み合わせが影響し合い、新たな表情を見せるように織り上げたものを多用している。
教会の回廊のアーチにモデルを配置したプレゼンテーション。
BLUE PERIOD
ブルーピリオド
パブロ・ピカソが親友を亡くした1900年初頭の感傷的な時期に 暗青色を基調とした作品を多く描いた「青の時代」を指すワード。
全ての窓を青のフィルムで覆い、全体の色調を柔らかな青で統一したパリ2区の塔でのプレゼンテーション。
中階に位置するバルコニーでは、音楽家ベンジャミン・スケッパー氏のライブ演奏が行われ、
スケッパー氏の奏でるどこかセンチメンタルで美しいチェロの旋律は、塔全体を包み込み、
まるでピカソの「青の時代」の絵画の中にいるかのように思わせた。
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無題
シーズンテーマを設けずに基本コンセプトを見直し、洗練されたミニマルな和のテイストや渋さを意識して作られた。
世界中に畳んで持ち運びできるトルソーを吊るしたプレゼンテーション。
Incomplete
未完成
スペインのアーティスト「Antonio López Garcia」の省略され、
細部まで描いていないのに迫真的なドローイングからインスパイアされたコレクション。
描き切らない完成から伝わる美しさを服に落とし込み、制作の途中段階の美しさやデザインの省略、
密度のバランスに重点を置き制作されたコレクションを「未完成」と名付けた。